セット内容を表示
カート
投稿者TMMover 5 years ago

引張荷重時における4つの破壊モード

破壊モード

6.3K

柱、梁、または、その他の鋼構造も、それらを固定する先付けアンカー無しでコンクリートに留付ける必要がある場合があります。


そのような場合どう対処するか?

あと施工アンカー工法は、正確な設計を行い、安全な施工のために正しい手順を指示し、使用用途に応じて適切な工法を選択することで、プロジェクトに適用可能な代替えソリューションとしての信頼性を備えています。


設計において悪い点はアンカーが8つの異なる方法で破壊、良い点は国際基準や指針・参考資料・ソフトウェア・アドバイスのできる経験を積んだエンジニア(例えばヒルティエンジニア)に頼ることができることです。このプロセスを適切に実行するためには、まずあと施工アンカー挙動の常識を理解する必要があります。それでは、前述のアンカー破壊モードを知ることから始めましょう。この記事の中では、引張荷重時に発生する4つの破壊に焦点を当てています。続編でせん断破壊モードについては取り上げていきます。また、鋼材とコンクリートの留付けであることを覚えておきます。なぜならコンクリートとコンクリート接合は構造用アンカーで、別の話となるからです。



1.鋼材破壊


アンカーの鋼材性能が作用した引張力に対して十分でないと金属部分で破断が生じます。より耐力が必要な場合に一般的に取られる手法は:

  • 留付け位置の数を増やす
  • アンカーのより高い鋼材強度を選択する、または、アンカーサイズを大きくする




2.コンクリートコーン状破壊


引張時の母材破壊に関係し、主にコンクリート強度、コンクリート条件(ひび割れを想定した、または、ひび割れを想定しない)、コンクリートコーン状の容積に影響を受けます。ほとんどのアンカー設計基準では、このコーンは埋込み長とへりあきの確保で決まります。引張を受けるアンカーが近接する場合は、コンクリートコーン同士の重なり部分の影響を考慮する必要があります。より高いコンクリートコーン状破壊耐力を確保したい場合は、単純にへりからの距離を十分取りコーン状の容積を増やす、アンカー同士の間のピッチを大きくする(もし近すぎる場合)、または、アンカー埋込み長をより深くします。これらの方法の組合せも有効です。




3.アンカー抜出し破壊


もし鋼材とコンクリートが荷重を支えるのに十分な強度がある場合、アンカーが母材まで荷重を伝達できる性能があるかを確認していきます。抜出し破壊は主にアンカー品質、コンクリートのひび割れ状況、コンクリート強度に影響されます。接着系アンカーの場合、抜出し破壊は小さいコンクリートコーン状破壊と一緒に起きる可能性があります:この特定の破壊は、引張とコンクリートコーン状破壊の組合せとされています。




4.割裂破壊


ある基準ではアンカーに作用する力によるひび割れを避けるためのチェックを行うことを要求しています。これは、結果としてアンカー自体の先端がより深く入りコンクリート断面が大きく低減することになる、厚さが薄く鉄筋が少ない部材への深い埋込みによる潜在的な破壊です。この破壊を克服する一般的な手法は、埋込みの深さを小さくすること、または、ひび割れが発生することを許容し、その状況を考慮して再設計することです。





では… どのように対処しますか?


十分で、迅速かつ信頼性のあるアンカー設計は、設計ソフトウェア(例えば、PROFIS エンジニアリングなど)を使用することで、皆さんが想像するより容易できます。さらなる安心のため、PROFISエンジニアリングのアドオンである鋼材プレート設計ソフトウェアもご利用ください。


アンカー設計や信頼性については、続編にて。

それまでの質問については、「質問」タブの Q&A に皆さんの質問をお気軽にご投稿ください。

まだコメントはありません

この記事に最初のコメントをする