
OST の必要性、アンカー講習会を実施する利点とは何でしょうか?

OST=On-site Testing(現場での施工確認試験)の必要性
設計段階で、詳細に検討し選定したはずの あと施工アンカーでも、施工後に あの留め付け方法で
良かったのだろうか? あの位置へのアンカー施工は正しかったのか?と 不安になった事はありませんか?
多くの技術者、多くのアンカー施工者は、アンカーの施工後に試験を行う事は重要だと確信しています。
一方で、いつ、誰が、どのような方法で行うかといった具体的な確認方法については、把握できていない
場合も多くあります。
一般社団法人 日本建築あと施工アンカー協会によれば、「施工したあと施工アンカーの性能検査は
施工管理者が、工事完了後に施工計画書通りに施工されている事を自主的に検査する他、管理者立ち合いの下、加力試験を行う事」としています。
しかし、ここで実施される試験は、ETA認証(欧州技術認証)値や カタログ値を確認するためのものではありません。
現地でのアンカーの完全性を評価するための手段としての実施であり、施工品質の管理と母材(コンクリート)の不確実性という
2つの基本的な懸念事項を見極めるものとなります。ここで言う母材の不確実性とは、コンクリートの圧縮強度の違いによる影響の他、
アンカー同士の近接距離による影響、アンカー施工位置とコンクリート端部(へりあき距離)からの影響等を含みます。
アンカー講習会のメリット
アンカーの製品性能とは別に、施工品質に関わるアンカー施工者の施工手順や施工管理についてはどうでしょうか?
使用する あと施工アンカーの呼び径が同じ/固着原理が類似という確認のみで、アンカーメーカー毎に違う 詳しい施工手順や
使用工具、施工技術について、施工者任せになっていませんか? 経験と勘に頼った施工方法では、安全 且つ均一な施工品質は期待できません。
施工品質を高める事を目的とした、あと施工アンカーメーカーが主催する アンカー講習会 を利用するという事は、解決策の一つです。
設計監理・施工品質管理にかかわる方のための 技術セミナーの他、現場での施工品質向上のための 施工技術講習会 といったエンジニアリングサポートもあります。
施工技術講習会では、留め付け物の種類や向き、よく使うアンカーの種類といった お客様の現場ニーズに合わせて行うことが可能です。
また、最寄りのヒルティ施設で事前に計画されたセッションに参加することもできます。
座学講習パートでは、あと施工アンカーの固着原理や使用工具の特性を学びます。実践的に アンカー施工を模擬施工体験する実技パートでは、
4つのヒルティアンカーシステムを例に、設置方法についての詳細を知ることができます。
同時に、「製品や工具を安全に取り扱う方法」「最適なアンカーソリューションの決め方」や「アンカーを正しく効率的に取り付ける方法」を習得できます。
施工技術講習会への参加により、一定の技術習得が確認できた参加者へは 講習会終了証が発行されます。