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投稿者中野裕之over 5 years ago

PROFIS エンジニアリング ソフトウェアを用いた事例

ベースプレート設計

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本編では実際にプロフィスエンジニアリングソフトで設計を行った例を扱います。



ベースプレートの4点をアンカー固定し、10kNの静的な引張荷重が作用したと仮定します。


剛体設計(下図左端上)を選択した場合、ベースプレートには歪みがまったく生じないため、アンカー1本あたりが受ける荷重は10kN / 4本 = 2.5kN(下図右端上) になります。その際のアンカーの設計荷重に対する負担率はコンクリート破壊で15%であり、せん断方向には0%(下図右端下)です。







同条件下でも非剛体(FEM)(下図左端上)を選択した場合、ベースプレートに歪みが生じ、アンカー1本あたりが受ける荷重は3.6kN(下図右端上)まで増加します。それに伴いアンカーの設計荷重に対する負担率はコンクリート破壊で21%まで上昇し、またベースプレートの歪みに引っ張られるようにアンカーに対し1%のせん断力の負担が発生します(下図右端下)。








耐力計算後、ベースプレートにどのような歪みが生じるかを視覚的に分布図で確認します。本例でのベースプレート塑性歪みは0%の表示ですが、この段階で設計者の許容する範囲を超えた場合、直ちに設計条件を変更し、再検討、再計算を行います。




再検討が完了したらレポート作成ボタンからレポートを作成します。レポートの内容は、1アンカー設計、2ベースプレート設計、3結果のまとめ、となります。2ベースプレート設計記載内容より、εp1塑性歪み(0%)が、εlim塑性限界歪み(本例ではデフォルト上にあるEN基準設計法の5%を採用)内に納まっており、このベースプレート設計は許容範囲内であることがわかります。 (※ εlim塑性限界歪みは、設計者の準拠する基準などに合わせて設定で変更してください。)




レポート最後の3結果のまとめのページには、アンカー、ベースプレート、組み合わせ(プロファイル)の3項目における最大負荷率が記載されます。これら3つの結果を参考に、設計者が指定した項目を加え、最終的な可否の判断を行います。

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