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投稿者TMMalmost 5 years ago

医療施設におけるファイヤーストップ製品の付加価値

気流制御,医療施設,スピードスリーブ

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安全に関して言えば、病院というのは、他に例のない試練に満ちた環境になり得ます。
 
第一に、多くの在館者が移動の制約を持つため、火災の場合、避難する時間が最大化するということを意味します。
第二に、そのような事故の後、重大事故等対処施設として、病院は大部分が機能して残るようにする必要があります。
第三に、日々施設を通り抜ける気流は、ウイルスや感染症の伝播を制限するために抑制する必要があります。

ヒルティの耐火ソリューションは、これらの特殊な設計ニーズのすべてを満たすために役立てることができます。




防火区画は、基準や規則に準拠した実証済ファイヤーストップシステムを
使用することが重要になります。

 
1つのゾーンから別のところへ火災が拡散するのを阻むため、区画は建物を、より小さい単位に細分化します。
 
病院の場合、世界的、または、一般の国において、病院用ガイドラインにより、少なくとも60分の耐火として
防火区画で分けるべきと推奨している占有 / 機能エリアは、次の通りです:

  • 病室があるエリア
  • キッチンやレストラン
  • ランドリー
  • 外科エリア
  • 検査室エリア など



病室のあるフロアでは、異なるレベルの保護対策が重要:
それぞれのフロアで、少なくとも2つの防火区画で分割する必要があります。
火災が発生した際には、患者をもう一方へ避難させる、または、一時的な使用および確実な避難経路として使用します。
 
ヒルティは、機械、電気、および、複合貫通アプリケーションのための国際的な試験・認証済のファイヤーストップシステムを
提供して30年以上になります。これらは、有効な防火区画として、病院プロジェクト全体に使用することができます。

ファイヤーストップソリューションを適用し、
気流制御の改善と感染伝達リスク低減

 

患者さんのいる部屋同士の設備貫通は、空中バクテリア伝達の起源になり得ます。
一つの空間から別の空間への気流は、壁のひび割れ、または、壁の隙間、天井、床、ドア周り、を通じて流れます。





ファイヤーストップ製品は、特に、手術室、集中治療室、隔離病室でクリティカルな気流制御の重要な役割を果たします。壁や床の開口部は、空気漏れを防ぐよう密閉し、一方向の気流を維持する必要があります。病院やクリニックのための設計マニュアルでは、ガス、給排水・暖房・電気などの設備、ネットワーク通信配線に付随した配管、衛生設備、電気ケーブルなどによる貫通部、ドアまたは窓の隙間の気流を低減するようにアドバイスしています。これを行うことで部屋同士の感染伝達を減らし、よりクリーンな環境を作ります。

 

電気設備の貫通部のために スピードスリーブ は、ヒルティの製品群で最適なソリューションになります。
次の章で、なぜ病院環境での適用が賢明な選択であるかご説明します。 




病院プロジェクトでのスピードスリーブ設置

病院施設における気流制御に適するファイヤーストップ製品の選定

 

建設設備製品の空気漏れ測定にはいくつかの方法があります。

EN 1026 は、正圧または負圧試験により建築要素の気密性を調べる従来の方法を定義した国際的に認知された欧州規格になり、特定の用途での製品特性をより良く理解するために有効です。 病院は、部屋の機能、および、その中で行われる活動により、安定性を維持するため異なる圧力範囲で制御しています。例えば、空中感染の可能性のある病気の患者さんがいるクリニックエリアでは陰圧にするべきで、反対に、(免疫不全など)特定の患者さんを保護する部屋は陽圧にする必要があります。 陽圧(正圧)の状態では、空気の動きは部屋の外に向かい、大部分の入り口からの“汚染”空気の侵入を防ぎます。陰圧(負圧)の状態では、“汚染空気”は、室内に滞留し、それが他の“清浄”な空気を汚染することを防ぎます。部屋の静圧値は、空気の流れの差分と部屋の空気の漏れ率に依ります。
 
第三者の認定機関 “ift Rosenheim GmbH” での一連の EN 1026 試験は、ヒルティのスピードスリーブの気密性を測定しています。圧力ステップのシリーズは幅広いアプリケーション範囲で調査され、試験は、0%(無し)から視覚的な100% まで、設備の規模拡大としてケーブル数の増加を想定し、様々なケーブル占積率にて実施しています。下のグラフは、いくつかの試験シリーズの結果を示し、異なる占積率でのヒルティ スピードスリーブ の気密性の挙動を表しています。(10 Pa 時):


異なる占有率、メーカー仕様に準拠した施工方法による 4” (10.16 cm) スピードスリーブの気密性能試験
(EN 1026 に準拠したヒルティのスピードスリーブのエアリーク – 2016年12月 第三者による試験報告書より)



使用したケーブル:CAT6 ケーブル (OD=6mm), ケーブル端部被覆;
占積率 0% = 0 ケーブル (無し);
占積率 20% = 28 ケーブル;
占積率 40% = 57 ケーブル;
占積率 60% = 86 ケーブル;
占積率 100% = 142 ケーブル;
EN 1026 に準拠した試験、リーク量 @ 21 °C; 52 - 57% RH, @10 Pa – 試験報告書はお問合せください;

超過圧、加圧での空気の流れ 単位は [m³/h] 、グラフは平均値を示しています。


異なる圧力下での スピードスリーブ 試験において、競合製品と比較して差異から高い性能を持つことが分かります。


ケーブル占積率 40% の 4” ファイヤーストップケーブル貫通工法試験 ヒルティのスピードスリーブ気密性 vs. 競合貫通スリーブ
(EN 1026 に準拠したスピードスリーブのエアリーク – 2016年12月 第三者による試験報告書より)



メーカー仕様に準拠したケーブル占積率40% = 57 x CAT6 ケーブル (OD=6mm) にて施工、ケーブル端部被覆;  
EN 1026 に準拠した試験、リーク量 @ 21 °C; 52 - 57% RH – 試験報告書はお問合せください;

超過圧、加圧での空気の流れ 単位は [m³/h] 、グラフは平均値を示しています。;

スピードスリーブ技術による効果的な気流制御

 

ヒルティ スピードスリーブ の優れた気密性は、そのツイスト状の構造によるもので、内部に内張りされた素材をツイストさせて閉じると、ケーブルの周囲を包み込み、効果の高い気流制御を実現します。






スイス Paul Scherrer 研究所で行った中性子線によるイメージ化により、ファイヤーストップケーブル貫通工法の内部状況を見ることができ、4 ml/s より少ない空気伝達状態として、スピードスリーブが最適な気流制御機能を持つことが分かります。




ヒルティのスピードスリーブ CFS-SL GA の気密性を上げる開閉メカニズム
– 2016年6月、Paul Scherrer 研究所による第三者 CFD シュミレーション

 


様々なファイヤーストップ製品の密閉技術による気密性能の差異は、施設の感染伝達率に大きな影響を与えます。
要求を満たす適切な気流制御を行うために、お気軽にお問合せください。
 

出典
Characteristics of Healthcare-Associated Infections Contributing to Unexpected In-Hospital Deaths (2010) https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3528178/
Hilti Firestop Whitepaper, Increase your data center energy efficiency by choosing the right firestop products (2017)
ASHRAE HVAC Design Manual for Hospitals and Clinic


 お問合せ:カスタマーサービス

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